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信大生がTOEIC IPでよい点をとるべき理由3選

TOEICという文字が表示された画像


 信州大学では、ほとんどの学部の1年生がTOEIC IPの受験が義務付けられています。

 

 私には色んな学部の知人がいますが、多くの学部の子がTOEIC IPを受験していた気がします。

 

 ちなみに、どの学部がTOEIC IPの受験を義務付けられているかの情報が知りたいので、もし知っている方がいるなら私のTwitterのDMでお知らせください!

 

 話を戻しますが、TOEIC IPって試験時間が長いので面倒くさいんですよね。

 

TOEIC IPなんて適当にやればいいや」なんて思っている方もいるかもしれません。

 

 しかし、信大生にとってTOEIC IPでよい点をとると、多くのメリットがあります。

 

 今回は信大生がTOEIC IPでよい点をとるべき理由についてまとめました。

 

 

 TOEIC IPとは?

TOEICと表示された画像

 信大生なら知っているでしょうし、とばしてもらって構いません。

 

 信大入学前の学生なら、「そもそもTOEIC IPってなんなの?」って思っているでしょう。

 

 TOEICはみなさんご存知だと思いますが、TOEIC IPとはTOEICの団体受験バージョンと考えればよいと思います。

 

 TOEICTOEIC IPで違うところもあります。詳しくはこちらのサイトを参考にしてください。

 

 大きな相違点だけまとめるとTOEICは毎回新しい問題が出されますが、TOEIC IPでは過去問が出されます。

 

 また、TOEICの点数は公式認定証として出されるのに対し、TOEIC IPの点数はスコアレポートとして出されます。

 

 基本的にそんなに変わらないのですが、就活の際に企業から公式認定証を求められた場合にはTOEIC IPのスコアレポートではダメなこともあります。

 

信大における受験形態

英単語が書かれた黒板

 信大では、TOEIC公開テスト(いわゆるTOEIC)ではなく、TOEIC IPを受験します。受験義務がある学部なら前期後期の2回受けます。

 

 TOEICは本来Listening(聴く)、Reading(読む)、Speaking(話す)、Writing(書く)の4技能について測ります。

 

 しかし、信大で受けるTOEIC IPではListeningとReadingのみの試験を受けます。TOEIC IP(L&R)ってやつです。

 

 そのため、全てマークシート方式になっています。センター試験の英語と似たような感じだと思えばよいでしょう。

 

信大生がTOEIC IPでよい点をとるべき理由

テストの成績が右肩上がりになるイメージ

 この項では、信大生がTOEIC IPで上を目指すべき理由をまとめます。

1. 英語の授業が免除される

 1番大きなメリットが英語の授業の免除です。TOEIC IPの点数によって1年次に開講される英語の単位認定が得られます。

各種英語資格試験による英語科目の単位認定について

信州大学2019共通教育履修案内より引用

 

 画像のとおり第1回の申請期間が4月となっているので、1年生が前期の単位認定を得るには入学前に英語試験を受けなければなりません。

 

 なので、基本的には後期の英語試験の単位認定をねらう感じですね。600点以上とれれば、単位認定を得られます。

 

 後期の単位認定をねらうなら、前期のTOEIC IPで600点以上をとらなければなりません。

 

 600点以上は本気で勉強すれば割ととれます。ノー勉でもとる人がいるくらいなので、ハードルはそこまで高くないかと。

 

 あとは1年の英語の講義の単位を落とした場合の保険にもなります。単位を落としてもTOEIC IPでよい点をとれば単位認定が得られます。

 

2. 就活で有利になる

 TOEICの点数は日本における就活で結構使えます。TOEICの点数が高い=英語ができるって思われがちですね。

 

 企業によっては公式認定証の提出が求められることもあります。公式認定証はTOEICでしか得られません。

 

 信大で受けるTOEIC IPは公式認定証ではなくスコアレポートなので、場合によってはTOEICの受験も考えたほうがよいかも。

 

3. 院試に使える

 TOEIC IPの成績は大学院入試にも活用できます。

 

 TOEIC IPの成績によっては英語の試験が免除されることもあるようです。

 

 大学院への進学を考えている方はなるべく高得点をねらうとよいでしょう。

 

 ちなみに国内大学院の院試ではTOEICの成績が使えますが、国外だとほとんど使えません。

 

海外ではほとんど使えない

 TOEICの成績は海外ではほとんど使えません。

 

 では、海外の大学院への進学、海外企業への就職を考えている方はどうすればよいのでしょうか?

 

 そういう方は、TOEFL、iELTSの受験を考えるべきです。

 

 上の画像を見れば分かるように、TOEFL、iELTSの成績もTOEIC同様に単位認定の対象となります。

 

 TOEFL、iELTSはスピーキング、ライティングも含め4技能を測るようなので、結構ハードルは高いと思います。

 

 海外に行くことを考える方は覚悟して勉強する必要があるでしょう。

 

まとめ

 今回は信大生がTOEIC IPで高得点を目指す理由についてまとめました。

 

 今回紹介したメリットの中でも英語の単位認定というのはかなり大きいです。

 

 単位認定されればそのコマに他の授業を入れることが可能ですし、全休をつくることもできるかもしれません。

 

 大学生は普段の授業の勉強で忙しくなりがちですが、時間を見つけてTOEIC IPの対策をしておくとよいでしょう。