【信大生必見】GPAの使い道とは?GPAはどれくらいを目指すべき?
授業が始まってから、新入生が必ず抱える悩みがGPA。ということで、今回は大学生にとって重要なGPAについてまとめました。
GPAとは?
GPAは大学における成績です。GPAは次の式で求められます。
GPA = (科目の単位数 × 科目の成績) の合計 ÷ 全単位数
科目の成績はGPと呼ばれます(学生間ではGPAと呼ばれることもよくある)。GPは以下のように6種あります。
秀=GP 4
優=GP 3.33
良=GP 2.67
可=GP 2
不可(D)=GP 1
不可(F)=GP 0
GPAの例
実際に例を挙げて紹介します。
2単位の科目Aで良、3単位の科目Bで秀、2単位の科目Cで不可(D)、2単位の科目Dで可だった場合を考えます。
GPA = (2 × 2.67 + 3 × 4 + 2 × 1 + 2 × 2) ÷ (2 + 3 + 2 + 2)
= 23.34 ÷ 9
= 2.593・・・
= 2.59
GPAは小数第3位を四捨五入します。ということで今回の場合はGPA 2.59となります。
GPAの用途
GPAは世界の多くの大学で採用されている成績評価方法です。そのため、留学などにも使えます。
1. 海外の大学への留学
最もGPAが使われるのは、海外の大学への留学です。海外の大学は当然誰でも行けるわけではなく、試験や資料提出が求められます。
GPAは足切りに使われます。十分なGPAがない場合、試験すら受けられずに留学を断念することになります。
2. 海外の大学院への進学
海外の大学院への進学の際も留学同様、GPAが重視されます。GPAは足切りに使われます。ハーバード大レベルになると、GPA 3.7以上が必要になると言われています。
海外進学を考えている方は高いGPAが必要になります。レベルが高くないところでもGPAは3以上は必要でしょう。
3. 国内大学院への進学
国内大学院への進学では、GPAはあまり必要とされません。あって損なことはないですので、高めを目指しましょう。
国内大学院の場合、GPAよりも院試の結果が重視されるので、GPAにはそんな慎重にならなくてよいと思います。
信州大学院への進学の場合、成績がそれなりによければ推薦で内部進学することが可能らしいです。学部によって違うので、確認してみてください。
4. 就職
就職でもあまりGPAは重視されません。これは知人の大学教授から聞いたことなので、それなりに信ぴょう性はあると思います。
どっちかというと、就職では即戦力が求められるので在学中に何をしたかが重要だと思います。
5. 奨学金などの審査
奨学金や授業料免除などの審査にもGPAが活用されます。どれくらいのGPAをとらないといけないということは公表されていないですが、それなりにとっていれば審査対象にはなると思います。
どちらかというと、家庭の世帯収入の方が奨学金や授業料免除では重視されるでしょう。
GPAはどれくらいをキープすべきか?
GPAは高いにこしたことはありません。しかし、自分の実力にそわない高いレベルを目指すことは、気疲れにつながります。
基本的にGPAが3を超えていればそれなりに優秀という感じです。
1年生の間はどの学部も比較的GPAが高くなりやすいです。GPA 3以上を目指しましょう。
2年生以降は学部によって難易度が異なりますが、累計GPAが3以上を目指しましょう。3は無理でもGPA 2.5以上くらいはキープしましょう。
まとめ
今回はGPAについて書きました。1年生の間はGPAの高低で一喜一憂しがちですが、GPAが急落することもよくあります。逆に2年生以降で挽回なんてことはよくあります。
GPAももちろん重要ですが、まずは全単位取得を目指しましょう。それでは。